シャンパーニュアカデミー関西 基礎クラス 

〜 ピノノワールとシャルドネの個性 〜 開催報告

2019年9月26日(木) セントレジスホテル大阪

講師:宮田 和典氏

 

 

 

 

 

 <本日のテーマ> ピノノワールとシャルドネの個性を識る

 

 セントレジスにて2回目は、シャルドネとピノノワールの個性にスポットを当てました。

 今回もビジュアル的に、シャンパーニュの地形をとらえます。

 急斜面と、川の照り返しが重要との講師の説明に納得。

 

 土壌の石の大きさが、シャンパーニュ地方とブルゴーニュやローヌでは違い、それがブドウの個性につながっていくというお話も興味深かったです。

 宮田ソムリエご自身がシャンパーニュ地方を訪問された時の写真も見せていただきました。

 講義に続いては、NV2種→テーマ別3種をブラインドでテイスティング。

 現場でのご経験を活かしたお料理とのマリアージュについてはコメントと質問が止まらず、食中酒としてのシャンパーニュの魅力を再発見できました。

       ☆ シャンパーニュリスト(供出順)

 1. Dauby ‟ Brut Réserve” PN60% CH40%

  白い花の蜜やブリオッシュ、ハチミツの香り。軽快なアタックで後からクリーミーに。カルパッチョやグリーンサラダ、オリーブオイルとレモンの味付けで。

 2. Henriot    ‟ Brut Souverain” PN60% CH40%

   ハーブやシダ、菩提樹に加えてミネラルの香り。アタックはパワフルで余韻が長い。エスカルゴのバターソテーやアンコウやノドグロとも合わせてみたい。

    3. Jamart  ‟ Brut Volupte”   CH100% 

  ライムや青りんごのさわやかな香り。ソフトなアタックでフレッシュ。パワーのあるシャルドネなので、サーモンにサワークリームを合わせてクレソンを添えて。オマールのコンソメジュレにも。   

 4. Piper Heidsieck ‟ Essentiel Blanc de Blancs”   CH100%

  すみれやジンジャーブレッドなどの豊かな香り。酸と苦みのバランスがよく、コクがありやさしい味わいが広がる。野菜のテリーヌゼリー寄せや甘鯛の鱗焼き、と多彩なマリアージュが想像できる。

    

 5. Boizel  ‟ Blanc de Blancs”   CH100% 

  ライムやゴールドピーチに白いスパイスの複雑な香り。酸が骨格にあり、繊細でなめらかな泡が特徴的。クリームソースやキノコを使ったお料理とぜひ合わせてみたい。

   

      

                   

                                                                                                                           

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