シャンパーニュアカデミー関西 基礎クラス 

〜 ドザージュの妙 〜 開催報告

2019年6月6日(木) セントレジスホテル大阪

講師:濱野 賢人氏

 

 

 

 

 

 <本日のテーマ> シャンパーニュの基礎知識、ドザージュの違いを識る

 会場をセントレジスホテル大阪へ移しての初の開催となりました。

 

 シャンパーニュ委員会フランス本部作成の資料に日本語訳をつけ、資料も一新しました。

 

 プロジェクターを使用し、ビジュアルに訴える内容となっています。

 

 基礎コースということで、シャンパーニュ地方の特徴、シャンパーニュの製法について、おさえていきました。

 ご経験豊富な濱野ソムリエならではの、資料には記載されていない、ふくらんだお話も聞くことができました。

 講義に続いては、NV2種→テーマ別3種をブラインドでテイスティング。

 NV2種は、同じセパージュでメゾンのスタイルの違いを、テーマ別3種は、ドザージュの微妙な違いを学ぶことができました。

 次回は9月開催を予定しています。

       ☆ シャンパーニュリスト(供出順)

 1.Pol Roger ‟ Brut Réserve” PN33% M33% CH33%

  ストレートでシャープな酸。ステンレスタンク由来のフレッシュさ。CHを大切にしているメゾンの個性が出ている。

 2.Deutz    ‟Brut Classic” PN33% M33% CH33%

   ドライでクリーンな酸。バランスよく、ふくよかでPNに重きを置いているメゾン。10℃以下でマセラシオンしているので、非常に泡がこまやかとなる。

    3.Heidsieck Monopole  ‟Gout Américaine Extra Dry”   PN70% M10%  CH20% 

  PN由来の芳香の高さを感じる。アプリコットやアカシア、ドライフルーツの香り。やさしい印象のシャンパーニュ。   

 4.Taittinger ‟ Nocturne Sec”   PN+M60%  CH40%

  ハーブやコリアンダー、熟した果実の複雑な香り。骨格に酸を感じるが、甘さとのバランスにたけている。  

 5.Louis Roederer  ‟Carte Blanche Demi Sec”   PN40% M20%  CH40% 

  ブドウ本来の香りにハチミツやナッツ、キャラメルのニュアンス。クリスタル+6つのリザーブワインを使用しているため、非常に余韻が長く、ふくよかで重厚感がある。

   

      

                   

                                                                                                                           

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