シャンパーニュアカデミー プレスティージュクラス 

〜 モンターニュ・ド・ランス 〜 開催報告

2018年5月23日(水) ニューオータニ大阪「SAKURA」

講師:定兼 弘氏

 

 

 

 

 

 <本日のテーマ> グランクリュの個性について学ぶ

 著名な畑が名を連ねるモンターニュ・ド・ランスの中から5つのグランクリュを選び、その個性の違いを学びました。

 各グランクリュの特徴についての講義のあと、まずはNV2種をブラインドでテイスティング。

 外観、香り、味わいからどの畑のものかを探ります。

 続いてのプレスティージュ3種についても同じく北向きか、南向きか・・・皆さん手探りながらも正解にたどり着きました!

 お料理とのマリアージュでは、北がいいか、南がいいか、、、新たな視点で楽しむことができました。

 次回は7/25(水)を予定しています。

      ☆ シャンパーニュリスト(供出順)

 1.François Secondé “Grand Cru Sillery Brut”    PN 70%, CH30%

  ほんのりグリーンがかった淡いイエロー。ミネラル、カンキツのトーンが強くホワイトマッシュルームのような香りも。

  シャープな酸を感じ、後味にレモンのような余韻が長く続くことから、北向き産地であることが推測される。   

  2.Paul Clouet“Brut Grand Cru Cuvée Prestige”     PN 80%, CH20%

   ややゴールドがかったイエロー。ドライフルーツやマンゴー、ハチミツ、バタークリームのような濃厚な香り。

  ドライながらもアタックは力強くクリーミーで複雑。南向きの畑の特徴の熟成感を感じる。  

    3.Michel Arnould & Fils “Grand Cru Versenay Carte d’Or 2012”  PN50%, CH50%   

  グリーンのトーンのイエロー。ややクローズしている感はあるが、ミネラルや青りんごのニュアンスが強い。

  アーモンドの風味を感じ、骨格に酸とミネラルの強さ。後から酵母の香りが立ち上がってくる。

 4.Mailly “Cuvée L’Intemporelle 2010”         PN 60%, CH40%

  淡いグリーンがかったイエロー。グレープフルーツやトースト、ミネラルの豊かな香り。

  力強いミネラルの中にもホワイトペッパーやバニラなど多彩な引き出しがあり、余韻が長い。

 5.Egly Ouriet “Brut Grand Cru 2007” PN 70%, CH 30%

  輝きのあるゴールド。シェリーやパッションフルーツ、トリュフ、サワークリームのような芳醇な香り。

  アタックはまろやかだが、ややスパイシーで、凝縮された旨みを感じる。

   

      

   
               

                                                                                                                           

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