シャンパーニュアカデミー プレスティージュクラス 

〜 希少なブラン・ド・ブラン 〜 開催報告

2017年9月28日(木) ニューオータニ大阪「SAKURA」

講師:定兼 弘氏

 

 

 

 

 <本日のテーマ> 希少なブラン・ド・ブランの個性を味わう

 元来生産本数の少ないブラン・ド・ブランの中でも、さらに希少なアイテム味わう会。

 まずはNV、ミレジメの3種を比較試飲。生産地域や作り手の個性を感じるとともに、皆さん感性豊かなコメントが飛び交います。

 続いて、プレスティージュ2種のテイスティング。ヴィンテージが違うこともあり、予想以上の難問となりました。ブラインドの醍醐味です。

 上質なブラン・ド・ブランに寄り添うように供されたお料理とのマリアージュも堪能しました。

 次回は12/20(木)ブラン・ド・ノワールの会を予定しています。

      ☆ シャンパーニュリスト(供出順)

  1.Albéric & Xavier Duvat “ Cuvée Selection Blanc de Blancs ”   CH 100%

         ややゴールドがかったイエロー。

    最初に酸を感じ、あとから酵母の香ばしい香り。

    フルーツの熟成感を感じ、酸のバランスが美しい。

    お造りや昆布〆、煮物などお出しの旨みを感じる和食にあわせたい1本。

       

    2.Gratiot-Pillière “Blanc de Blancs 2011” CH 100%

     ほんのりグリーンがかったレモンイエロー。 

    レモンやグレープフルーツの皮などの柑橘の香りに石灰、白い花、白桃。

    ハーブのニュアンスもあるがミルキーな印象。余韻にミネラルを感じる。

    1杯目にいただきたいシャンパーニュ。

       3.De Venoge “ Princes Blanc de Blancs ” CH 100%
 

    輝きのあるレモンイエロー。

    豊かな酸と力強いミネラル、シトラスや白い花のフレッシュな印象。

    アタックはドライで奥深い酸を感じる。

   

    4.Salon “ Salon 1999” CH 100%

     グリーンがかったイエロー。

    ミネラルを中心として、ホワイトペッパーやカルダモン、お花畑の中にいるような華やかな香り。

    アタックはクリーミーで芳醇、とろ味があるが、アフターは長く硬質な酸を感じる。

    

    5.Charles Heidsieck “ Blanc des Millenaires 1995 ” CH 100%

    深みのあるイエロー。

    キャラメルやブリオッシュの香ばしい酵母の香りに、シャンピニオンのニュアンスもありスモーキーさも。。

    ドライフルーツの重厚な熟成感に旨みを感じ、複雑性豊か。個性的でスケールの大きいシャンパーニュ。

      

  
               

                                                                                                                           

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