シャンパーニュアカデミー プレスティージュクラス 

〜 シチュエーションを楽しむロゼ 〜 開催報告

2017年3月23日(木) ニューオータニ大阪「SAKURA」

講師:定兼 弘氏

 

 

 

 

 <本日のテーマ> シチュエーションを楽しむロゼ

 暖かくなる季節に向けてアウトドアで楽しみたいアイテム、新しい生活へのお祝いの席で華やかに味わいたいアイテム、と春を迎えるシチュエーションにふさわしいロゼをセレクトしました。

 まずは、気軽に楽しみたいNV2種をティスティング。その共通項を探ります。

 正解は「Dosage Zero」。皆さん、コメントで「ドライ」と本質をついていました。

 続いて、「これぞ、プレスティージュ!」との風格を感じる3種を。

 ヴィンテージの違いと共に飲み頃を推測し、そのポテンシャルの深さを堪能しました。

 次回は5/25(木)です。

      ☆ シャンパーニュリスト(供出順)

  1. Varnier-Fannière “ Grand Cru Rosé Brut Zéro ”  PN 10%, CH 90%

          淡いサーモンピンク。

    香ばしいパンデピスやブリオッシュの香り主体。オレンジの皮やペッパーのニュアンスも。

    アタックはソフトで酸はおだやか。

       

    2. Drappier “ Brut Nature Rosé ” PN 100%

     ほのかに明るいサーモンピンク。 

    ミラベル、プラム、シソの特徴的な香りの後に、フランボワーズやすみれの砂糖漬けなどフルーティーな印象が強い。

    ドライで力強く、タンニンを感じ、余韻に赤いフルーツ。

       3. Ruinart “Dom Ruinart Rosé 2002” PN 20%,CH 80%
 

    ゴールドがかったオレンジピンク。

    重厚な香りの層を感じ、ミネラルと共に熟成感を感じるドライフルーツやナッツの香り。

    余韻が長く、今が第一の飲み頃。ポテンシャルの高いCHの熟成感がよく出ている1本。

   

    4. Vilmart “ 1er Cru Rilly La Montagne Grand Célier Rubis 2009 ” PN 60%, CH40%

     濃いオレンジピンク。

    ハーブにスパイス、ビオ特有の香り。

    アタックはドライで繊細。酸はストレートだが広がりを感じ、まだまだ熟成に耐えうるシャンパーニュ。

    

    5. Laurent-Perrier “ Alexandra Rosé2004 ”  PN 80%, CH 20%

    深みのあるサーモンピンク。

    赤いバラのブーケを連想させる華やかな香り。

    豊かなミネラル感の後に、かすかなタンニンを感じ、赤いフルーツとスパイシーな余韻が長く続く

      

  
               

                                                                                                                           

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