シャンパーニュアカデミー プレスティージュクラス 〜 冬を楽しむブラン・ド・ノワール 〜 開催報告 2017年1月25日(水) ニューオータニ大阪「SAKURA」 講師:定兼 弘氏 |
||
|
<本日のテーマ> プレスティージュのブラン・ド・ノワールを味わう PNと一口に言っても、ブラン・ド・ノワールに使用するPNは産地がほぼ限定されています。 それゆえ独特なふくよかでリッチなボディがうまれ、プレスティージュの中では早めに飲み頃を迎えるとのこと。 対して、アサンブラージュのプレスティージュは、抜栓時期によりPNの熟成→CHの熟成が追いついてくる、という時間の変遷による楽しみ方ができるとも学びました。 いつもはコースでご提供しているお料理ですが、ご参加の皆様からのリクエストを受け、「シャンパーニュにあうプレート3種」、としていただきました。 目にも楽しく、数種のお味が楽しめるお料理とシャンパーニュとのマリアージュを堪能しました。 次回は3/23(木)です。 ☆ シャンパーニュリスト(供出順) 1. Thiénot “ Cuvée Garance Blanc de Noirs 2007 ” PN100% 輝きのあるややゴールドのニュアンスの淡いイエロー。 香ばしいバニラ、トースト香の後に豊かなミネラル。 アタックはまろやかで、ふくよかな酸味。後から黄桃のような果実味があがってくる。
2. Duval-Leroy “ Authentis Cumieres 2005 ” PN100% 明るく澄んだ淡いゴールドイエロー。 ハーブ、シナモン、パンデピスの香り。 ドライだが丸みのある酸。自然派の個性が出ており、スパイシーなお料理とともに。 3. Henri Giraud “ Code Noirs” PN100% 輝きのあるゴールド。 ミネラル感、桃や洋ナシのフルーツに加えてホワイトペッパーの印象も。 フレッシュな酸と果実味のバランスがよい。
4. Egly Ouriet “Grand Cru Vieilles Vignes” PN100% ややピンクのニュアンスのゴールド。 ミネラルを感じた後、フランボワーズや赤いドライフルーツ、オレンジの皮のようなニュアンス。 アタックはまろやかで繊細。非常に複雑な余韻とボリューム感。
5. Philipponnat “ Le Léon 2006 ” PN 100% やや濃い目のゴールドイエロー。 クローブ、カルダモン、カモミール、やや酸化熟成のニュアンスもありスモーキー。 力強い酸、土壌のミネラルの印象を強く感じる。
|
|