シャンパーニュアカデミー プレスティージュクラス 〜 珠玉のロゼ 〜 開催報告 2016年11月17日(木) ニューオータニ大阪「SAKURA」 講師:定兼 弘氏 |
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<本日のテーマ> ロゼシャンパーニュの魅力を知る 講義では、ロゼシャンパーニュの製法について再確認し、各製法の特徴について学びました。 製法の違いにより、大手メゾン、小規模生産者の得意とするロゼがわかれます。 テイスティングでは、色調の違いに驚きの声が。 生産者の個性もさることながら、ヴィンテージの特徴、熟成による色調の変化・・・学ぶところの多いアイテムでした。 お料理とのマリアージュでは、定兼講師一押しがヴァンジョーヌソースの但馬鶏のロティ。 シャンパーニュと一番合うソースはヴァンジョーヌとのことで、薫り高いキノコと相まって、プレスティージュロゼと素晴らしいハーモニーを奏でてくれました。 いつもは5アイテムですが、今回、たくさんの方にご参加いただきましたので、プレスティージュを1種追加しての会となりました。 次回は来年、1/25(水)です。 ☆ シャンパーニュリスト(供出順) 1. Duval-Leroy “ Rosé Brut Prestige 1er Cru ” PN70%, CH30% 淡いピンクトパーズ。 ミネラル、ピンクグレープフルーツ、アカシアやチェリーの香り。 アタックはシャープで軽やか。酸がキリッと引き締まる印象。
2. De Sousa “ Brut Rosé ” PN10%, CH90% やや濃い目のピンクトパース。 スミレや野ばら、ナッティでコリアンダーのようなスパイス、熟したフルーツの香り。 アフターにタンニンを感じ、丸みのあるスタイル。 3. Louis Roederer “ Cristal Rosé 2007 ” PN56%, CH44% 淡いピンクトパーズ、オニオンピール。 ハチミツやマンゴー、ドライフルーツやヘーゼルナッツの中にミネラル感。 この日のアイテム中で一番しっかりとした酸を感じ、シャープな余韻が長く続く。
4. Taittinger “ Comtes de Champagne Rosé 2006 ” PN70%, CH30% ややオレンジのニュアンスのあるサーモンピンク。 フルーツのトーンが強く、オレンジやジンジャーブレッド、ペッパーのニュアンスも。 酸がやわらかく、フルーツの丸みを感じる華やかなシャンパーニュ。
5. Pommery “ Cuvée Louise Rosé 2000 ” PN 35%, CH65% 非常に淡いトパーズ。 熟成によりフルーツの香りから香ばしさへと移行し、バニラやハチミツ、ローストしたナッツの香り。 余韻が長く複雑。時間とともに開いていき、お料理と合わせるとさらに魅力が増す1本。 6. Krug “ Rosé ” PN 59%, CH33%, M 8% 淡いサーモンピンク。 ブリオッシュやフランボワーズ、酵母とミネラルのバランスのいい香り。 円熟味があり、余韻が長く、複雑性に富んだ1本。
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