シャンパーニュアカデミー
〜 シャンパーニュと音楽のマリアージュ 〜 開催報告
2016年10月22日(土) 「Salon de Cheval Blanc」
講師:矢田 玖美
大阪・北新地のミュージックサロン「Salon de Cheval Blanc」で、シャンパーニュと音楽を楽しむ会を開催しました。
まずは、シャンパーニュについてのレクチャーです。
1.シャンパーニュと呼べるのは、シャンパーニュ地方でつくられたスパークリングワインのみ。
2.シャンパーニュに使われるブドウ品種・シャンパーニュの作り方について
3.シャンパーニュの個性的アイテム:ブラン・ド・ブラン、ブラン・ド・ノワールについて
4.シャンパーニュロゼの作り方について
この後、アミューズと共にシャンパーニュをお楽しみいただきました。
チーズは京都の「フロマージュドミテス」さんからお取り寄せした”ボーフォールエテ”と”ブリアサヴァラン”。
芦屋「メツゲライクスダ」さんの”パテ・ド・カンパーニュ”は、「ビゴ」さんのバゲットとともに。
ミュージシャンは、関西を中心に活躍されている藤井美穂さん。
あたたかく、憂いのある歌声、やさしいピアノの音色にうっとり・・・。
演奏の合間に新しいシャンパーニュをサーヴ。
美穂さんが、「愛情物語」を演奏してくださったので、ショパンに絡めて、シャンパーニュの歴史のお話もさせていただきました。
1800年代は、音楽史にとっても、シャンパーニュ史にとっても、とても重要な時代なのです。
☆ シャンパーニュリスト(供出順) ☆
1. Pierre Moncuit “ Hugues de Coulmet ” CH100%
グリーンがかった淡いレモンイエロー。フレッシュで、もぎたての柑橘系の果実、白いお花の香り。
ミネラル感豊かだが、まろやかで丸みのある印象。
「この1本に出会えてよかった」とのコメントをいただきました。
2. Taittinger “ Brut Reserve ” PN+M60%, CH40%
輝きのあるイエロー。柑橘系や白い花に加えて、フレッシュハーブやブリオッシュの香り。
ご参加の方からは「親しみやすい」とのコメント。大手メゾンのバランスの良さが表れている1本。
本日のテーマにちなみ、モントルージャズフェスティバルの記念ボトルで。
3. Damien Hugot “ Brut Rosé ” PN7%, CH93%
チャーミングなサーモンピンク。ピンクグレープフルーツ、ベリーのコンフィ、ナッティなニュアンスも。
やや苦みを感じるが、フレッシュさを保ちつつ、優しく寄り添ってくれるシャンパーニュ。
ご当主が「女性のために作った」とのお話を披露すると、皆さま納得の1本でした。
ご参加の皆様から、とても楽しくうれしいコメントをいただきました。
また第二弾、企画したいと思います。