シャンパーニュアカデミー プレスティージュクラス 

〜 マルチヴィンテージを味わう 〜 開催報告

2016年9月28日(水) ニューオータニ大阪「SAKURA」

講師:定兼 弘氏

 

 

 

 

 <本日のテーマ> アサンブラージュの魅力を知る

 各ブドウ品種の特徴をおさらいし、熟成度によってどの品種の特色が出てくるのか・・・味わいの違いについての講義から始まりました。

 また、ヴィンテージを冠さないシャンパーニュの特徴、リザーブワインの効果、生産者による作り方の違いについても学びました。

 テイスティングでは、好みの違いがはっきりとわかれ、またシチュエーションによっても飲みたいシャンパーニュが異なりました。

 今回は、スイスの方がご参加くださったので、定兼講師には英語でのテイスティングコメントも同時に述べていただき、国際色豊かな会となりました。

      ☆ シャンパーニュリスト(供出順)

  1.Eric Rodez “ Grand Cru Ambonnay Cuvée des Grands Vintages   PN70%, CH100%

          かすかにベージュのトーンを感じる淡いイエロー。

    ミネラル、マッシュルーム、ホワイトペッパー、やや熟したリンゴの香り。

    アタックは繊細でなめらかだが主張を感じ、芳醇でふくらみがある。余韻は複雑。

       

    2.Henri Billiot “ Grand Cru Ambonnay Cuvée Laetetia  PN75%, CH25%

     1.よりやや淡めの色調。 

    さんざし、レモンのコンフィなどフレッシュな香りにミネラル感豊か。

    MLFを行わないので、しっかりとした酸を感じるが、リザーブワインの比率の高さ由来からか全体にまろやかな印象で、食事とともに楽しみたい1本。

       3.Taittinger “ Les Folies de la Marquetterie  PN55%, CH45%
 

    ややゴールドがかったイエロー。

    ハチミツやブリオッシュ、スミレの花の香り。凝縮感を感じる。

    ナッティでトースティなメゾンの特徴を表しているシャンパーニュ。

   

    4.Laurent-Perrier Grand Siècle  PN45%, CH55%

     輝きのある淡いゴールドイエロー

    白い花の香りにドライフルーツやミネラル、カマンベールチーズの香りが交差する

    非常にクリーミーでシルキー。エレガントな余韻。

    

    5. Krug “ Grande  Cuvée” PN 44~45%, M 21~23%, CH33~35%

    麦わら色のゴールドイエロー。

    スモーキーでナッティ。エキゾチックフルーツ、ハチミツや樽のニュアンス。

    複数ヴィンテージの複数リザーブワインのブレンドにより、奥深く複雑性のある味わいに。

  
               

                                                                                                                           

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