シャンパーニュアカデミー プレスティージュクラス 

〜 ブラン・ド・ブランの個性 〜 開催報告

2016年6月22日(水) ニューオータニ大阪「SAKURA」

講師:定兼 弘氏

 

 

 

 

 <本日のテーマ> NVとプレスティージュのブラン・ド・ブランの個性を知る

 シャンパーニュ地方の地図で、シャルドネの産地について、まず再確認します。

 同じシャルドネでも産地による味わいの違いを学びます。 

 テイスティングでは、フレッシュな中にもこだわりが感じられるRMのNV2種、長期熟成のポテンシャルを感じさせるプレスティージュ3種を比較

 リリースしたばかりの若々しいプレスティージュの熟成後を想像する楽しみも味わいました。

 

      ☆ シャンパーニュリスト(供出順)

  1.Agrapart et Fils “ Blanc de Blancs Terroirs Grand Cru Extra Brut   CH100%

          グリーンがかった淡いレモンイエロー。

    火打石のようなミネラル、フレッシュハーブやリンゴの香り。

    シャープだがなめらかでエレガントな酸。夏のテラスでいただきたい1本。

       

    2.Pierre Peters “ Cuvée de Réserve Blanc de Blancs Grand Cru  CH100%

     1.よりやや淡めの色調。 

    塩味を感じるミネラルにレモン、柑橘系のさわやかで若々しい香り。

    口中にミネラル感が広がり、骨格に酸を感じる余韻が長く続く。

       3.Deutz “ Amour de Deutz 2006  CH100%
 

    輝きのあるやや黄金がかったイエロー。

    酵母の香りがやや支配的だが、ホワイトペッパーにキノコのニュアンスも。

    上品な酸味と果実味のバランスがよく、リッチでふくよかな印象。

   

    4.Taittinger “ Comtes de Champagne 2006 ” CH100%

     輝きのあるイエロー

    白い花、ミネラルに加えてスモーキーな香りも。

    フレッシュアーモンドやまったりとしたハチミツのニュアンスに、繊細な酸。

    

   5.Salon “ Salon 2004 ” CH100%

    ややゴールドがかったイエロー。

    ミネラル、サンザシにブリオッシュやヘーゼルナッツなどの複雑な香り。

    強いキャラクターを感じるアタックに、フレッシュだが濃厚な余韻が長く続く。

  
               

                                                                                                                           

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