シャンパーニュアカデミー 

〜 マリアージュをたのしみましょう! 〜 開催報告

2016年3月26日(土) KOBEわいん食堂

講師:植岡 達也氏

<前菜盛り合わせ>

 

<大根と鱧ごぼ天の煮物>

 

 

 

 

 <本日のテーマ> 「ロゼシャンパーニュとロゼカラーのお料理」

  講師の植岡ソムリエ自ら腕をふるっていただくお料理とのマリアージュ企画第二弾!

 まずはロゼシャンパーニュの製法について丁寧に教えていただきます。

 EUのロゼワインでは禁止されているアサンブラージュが、なぜシャンパーニュにだけ認められているのか、など、初めての方にもわかりやすい納得の講義でした。

 「ロゼを意識して、まっピンクになっちゃった💕」と見た目もかわいい前菜から、ロゼにつながる隠し味を効かせたメインまで、今回もシャンパーニュにぴったりのお料理をご用意くださいました。

  次回は、5月。ブラン・ド・ブランを中心とした会です。

  

      ☆ シャンパーニュリスト(供出順)

  1.Ayala “Rosé Majeur”  PN40%,M10%,CH50%

          淡くオレンジがかったサーモンピンク。ミネラルの香り豊かで、ベリーはもちろん、バレンシアオレンジの香りも。

    ミネラル・酸がしっかりしているので、常に口の中をリフレッシュさせてくれ、前菜からメインまで1本で通せるバランスのいい1本。

   <おすすめマリアージュ>

    タコのマリネ・紫キャベツのピクルス・・・シャープな酸がマリネやピクルスの酸味をやわらげ、まろやかな味わいに。

       

    2.De Venoge  “Rosé Brut”  PN60%, M20%, CH20%

     濃い目のサーモンピンク。イチゴの香りに加えて香ばしいトーストのニュアンスも。

    酸味・渋味が豊かなので赤いお肉に合わせても。

   <おすすめマリアージュ>

    ビーツのムース・・・シルキーな泡とムースのまろやかなコクが心地よいマリアージュ 

 

   3. Philipponnat   “Royale Resérve Rosé” PN70%, M5%, CH25%

    やや淡い赤のトーンが強めのオレンジピンク。ブリオッシュのようや香ばしい香りが強く、マンダリンオレンジのピールのニュアンス。

     ミネラル・酸の骨格にフルーツの甘味がおおいかぶさる。

              

   <おすすめマリアージュ>

    鯛の桜の塩漬け添え・・・カシスのリキュールを塗ったふんわりとした鯛に、お出汁につけたパプリカ。旨み成分たっぷりのお料理には、まろやかな渋味のロゼを。

   

    4.René Geoffroy   “1er Cru Cumières Rosé de Saignée” PN100%

     ヤマウズラの目の色。ダークチェリーや赤いフルーツの凝縮した香り。

    スパイシーでミネラル・タンニンをしっかりと感じる。

   <おすすめマリアージュ>

    大根と鱧ごぼ天の煮物・・・大根からミネラル、お出汁から旨みをたっぷりと感じられる一品。マセラシオンで丁寧に作られたロゼとじっくり煮込んだ根菜は、ゆっくりと味わいたい組み合わせ。

   5.Laurent-Perrier    “Rosé” PN100%

    ややオレンジがかった濃い目のサーモンピンク。講師曰く「北欧のサーモンではなく北海道の荒巻鮭の色!」とのこと。

    複雑な中にトマトの香りもとれ、心地よい酸味が広がるエレガントなロゼ。

   <おすすめマリアージュ>

    但馬牛ほほ肉の赤ワイン煮込み・・・ロゼにつながる隠し味はフランボワーズのピューレ。ふわっと香るフランボワーズとシャンパーニュの香りだけでも素敵なマリアージュ。エレガントでありながらも黒ブドウのもつ強さを内に秘めているロゼは、こっくりとした煮込み料理に負けることはありません。

                     

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<但馬牛ほほ肉の赤ワイン煮込み> 

 

 <赤米のおまんじゅう>

 

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