〜 和食とシャンパーニュを楽しむ会 〜

2013年7月27日(土) 京料理 直心房 さいき

La soirée de “Mariage -mets et champagne” chez SAIKI organisée par le Bureau Champagne au Japon

    先付   Ruinart “Blanc de Blancs”

 ブラン・ド・ブランの中では、ふくよかでリッチなタイプ。フレッシュな口当たりにもかかわらず、ブリオッシュやローストアーモンドなどの香ばしい印象が、ジュレで爽やかさを演出するもコクのあるすっぽんと好相性。

 

前菜  Ruinart “Blanc de Blancs”

Laurent-Perrier “Cuvée Rosé Brut”

 ブラン・ド・ブランで楽しむ中、いきなりのロゼ登場。マセラシオンのパワフルで芳醇なロゼは、白肝や鰻と合わせて。 

 

向 Laurent-Perrier “Cuvée Rosé Brut”

Krug         “Grande Cuvée”

 特製胡麻海苔に山葵を混ぜて鮪とともにいただきます。タンニンを感じるスパイシーなロゼは、胡麻海苔の香ばしさとミネラル、鮪の脂の旨みを高めてくれます。焼鱧はロゼといただくと華やかな印象に、クリュッグに合わせると香ばしい香りがいっそう引き立ちました。

 

  シャンパーニュ委員会としては初めて、和食のシェフとのコラボレーションによる、シャンパーニュと日本料理のマリアージュの会を開催いたしました。

 ミシュラン一ツ星に輝く「さいき」の京都ならではの旬のお料理に、個性の違うシャンパーニュ5種を合わせ、その相乗効果による魅力を発見しようという会です。

 特に和食に合うと言われているうまみ成分(アミノ酸)の豊富なシャンパーニュの食中酒としての魅力をお楽しみいただく貴重な機会となりました。

 シャンパーニュに造詣の深いご店主、才木様ならではのお料理との合わせ方。特にセオリーにとらわれないシャンパーニュの供出順には、驚きつつも納得の面々。

 意表をつくようで、決して裏切らない。その背景には、緻密に計算されたシェフのこだわりがありました。

 和食とシャンパーニュの可能性は、まだまだ広がりそうです。

 

 

 

 

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椀替   Krug “Grande Cuvée”

 お料理中盤でのプレスティージュ!長い熟成期間を経た上質なシャンパーニュ特有の、トリュフのような土っぽい複雑な香りと円熟味を帯びた味は、松茸の香り・旨みと絶品マリアージュ。鱧しゃぶをガーリックチップでいただくという発想は、才木様ならでは。ロースト香がマリアージュを完璧なものにしてくれます。

 

焼肴   Bollinger “Special Cuvée”

 1時間以上火を通してカリッカリの鮎。鮎の苦味と塩味をボランジェのきれいな酸がおいしく昇華。

 

煮物 Eric Rodez “Grand Cru Ambonnay Blanc de Noirs”

 ピリッときいた鷹が峰唐辛子がアクセントに。骨格はややマイルドだが力強い果実味あふれるピノ・ノワールは、2種類のミネラル(海=鮑と野菜)と見事なマリアージュを完成させます。

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